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キーウェブコーポレーションの取り組み BT-200

世の中、VRだARだ、XRだと騒がれて、自分でも非常に関心があり、なかでもARへの関心が強く、たまたま見つけたEPSONのBT-200を早速手に入れたものだ。
すでにBT-300が出ているのにどうしてBT-200なんだと言われそうだが、ありていに言えば、手ごろな値段だったというだけだ。なにせ、試行のつもりだったというのが言い訳になる。【2019年06月21日記】

BT-200
セット内容:
手に入れたのは、2019年03月31日


                ×は、欠品で、その分安く手に入ったわけだ。
                枠だけのレンズホルダーは、メガネレンズを入れられるもので、眼鏡使用者としては、これが欲しかった。
                イヤホンは、Bluetoothのものを考えていたので、特になくても構わなかった。
                
                ①USBケーブル
                ②ACアダプター
                ③ヘッドセット
                ④シェード(ノーマル)
                ⑤コントローラー
                ⑥シェード(ダーク)
                
            
セットしてみたら:
かけた感じは画像のとおり。

メガネの上にかけた状態。
ヘッドセットの上に鼻パッドがあり、これを調節することで、裸眼でも眼鏡使用でも
なんとかなる。

左右の投影装置が小型化できないためか、かなり幅が出る。
もっとも、眼鏡使用者のことを配慮している面もあるだろう。

瓶の底のように暑いメガネ部分も、プリズムをこれ以上薄くできないためだろう。
なので、横から見ると、かなり出っ張って見える。

筆者は、このため、野球帽を被って出かけ、出っ張りが目立たないようにしている。
それでも、子どもなんかは不思議そうに見る。
ノーマルのシェードを付ける前は、瓶の底がもろに目立っていたものと思う。
まず、いろいろと試してみる
BT-200は、どうやら第2世代の製品で、2014年の発売、今や第3世代(?)が5種類ばかり出ている製品で、なにができてなにができないのか、知らなければならなかった。
                ホームページを見るのが難しかった。
                難しかったというのは、今や普通となった常時SSLと呼ばれるHTTPSプロトコルのホームページが開けなくなってしまった
                こと。
                セキュリティ上やむをえない仕様なので、文字通りしようがないわけなので、個人的なサイトとして、HTTPプロトコルの
                サイトを用意し、これはこれで使えるようになった。
                
                ただ、ホームページはネットとの接続がないと見られないので、オフラインのときはどうするか、考えなければならない。
                地下鉄に乗っているときなどは、筆者のWiFiは圏外になるので、どうしてもオフライン利用が必要になる。
                
                そのためには、コントローラーが有するAndroidでアプリを作ることだが、なんと、バージョンが4.0ということで、しかも、
                このコントローラー、Playストアからアプリをダウンロードすることができない。
                EPSON自身もストアを用意しているが、古い状態であり、いちいちアップするような代物もない、自前アプリだ。
                
                AndroidSDKを使ってアプリを作るが、4.0で作らないとアップロードできない。
            
現状:
動画を見るのに便利
                動画を見るには支障がない。
                電車の中など、狭い場所では、これなら人に迷惑をかけることなく、番組を見て、時に一人にやにやできる。
            
歩きながらは気を付けないと
                つい動画に夢中になって歩きながら見ることもあるが、やはり危ない。
                コントローラーで画像の明るさを落とすことで外の景色を透かせることはできるが、動画の背景が白いと、
                ほとんど透けない。というより、近視界が明るくなりすぎるのか。
                電信柱にぶつかりそうになったこともある。
            
課題:
少なくとも、BT-200は実用的ではない。
ここまでになると、ヤフオクに出すわけにもいかず、かと言って修理に出す気にもなれない。
将来性:
後継機を知らないのでなんとも言えないが、このARメガネは将来性を感じる。なんで広がらないのか不思議。
両手が空くし、スマホ首にもならに、スマホを掲げて人に迷惑をかけることもない。値段も手ごろであり、十分スマホ替わりになると思われる。
たぶん、DocomoやAU、ソフトバンクなんかが目を向けないからかもしれない。
今後の発展に期待したい。